カヅラカタ歌劇団のエリザ二日後に東宝エリザベートを観る
8日にカヅラカタ歌劇団のエリザベートを拝見し
10日に東宝のエリザベートを拝見してきました
今回のキャストは一年前に拝見した帝国劇場でのキャストとほぼ同じかな
エリザベート 蘭乃はな
トート 井上芳雄
ルキーニ 山崎育三郎
フランツ 田代万里生
ルドルフ 京本大我
ゾフィー 涼風真世
蘭乃さんのシシーは フランツがシシーを好きになる理由が
一番納得しやすいシシー
王宮のしきたりにがんじがらめになり 窮屈すぎる生活を
送っているフランツが 自由に育ったシシーを好きになるのは
わかるなあ という元気いっぱい天真爛漫の可愛いシシー
夜のボートは去年の歌い方のほうが 年齢を重ねたシシーを感じさせて好きでした
今年の夜のボートの歌い方は 悲しみが全面に押し出されていたかな
声は透き通っていて とっても綺麗
時々音程がフラっとなるので お腹からしっかり声を出すということが
もっとできるようになったら 怖いものなしのシシーになるだろうな。
よしおトート 去年帝劇で観たときとあまり変わらずかな。
この人がデビューしたときのエリザのルドルフを拝見しているが
そのときは 頭の血管が切れそうになるくらい必死に歌っている割には
声があまり聞こえず。
あの頃と比べると 驚くほどお上手になられました
(その間にも ルドルフやら 二都物語やら モーツアルトやら
いろいろ拝見しています)
ちょっと粘質な声だけど バアーーーンとよく出ていて素晴らしい。
ただ、ただ。。 これはミュージカル
ということは演じなくてはいけないということ。
その点では あれはトートではなく よしお だった。
「もうわかったよ。歌がものすごくうまくなったのはわかったから
トートを演じて 」 と思いながら見ていた
これはアカンと思ったのが 最後のダンス
トートがあれだけ感情を思いっきり出して
歌ってもいいのか。
どうしてもシシーを手に入れたい という必死さが
「トートは死」ということからかなり遠ざけてしまい
その後も あっちこっちから出没するよしおトートを見つけるたびに
「あ。。またいる。 ここにもいる」と
ちょっとプププっとなってしまった
歌ダンスあっての芝居。
自分の歌唱力だけを発揮したいのなら
コンサートですればよいのでは。
でも よしおトートしかしらない方が拝見されたら
きっと素晴らしいトートに見えたと思います
カーテンコールで二人組のおばさまに
「かっこいい」と言われ 思わずおばさまのほうを見て
ニタっと笑うよしおトートでございました
育三郎ルキーニ すばらしいの一言
思いっきり前に出ての演技 そして
かなり下がっての演技という メリハリが素晴らしすぎた
そして1秒もかからないうちに変わる表情
やっぱりルキーニって頭いかれてるというのが
よくわかるルキーニ
回数重ねても 馴れ というものをいい意味で感じさせず
全神経を使ってのルキーニを演じられて
これは大きな賞でもとられるのでは!?と思ったくらい素晴らしかった。
育三郎さんの左目が充血していたくらい
力のこもったルキーニ
大絶賛でございました
ほんとにすばらしい。
フランツ 田代万里生 もともと個人的にあまり
得意なタイプではないのですが うまかった
お年を召したお役はどうだろうと思うくらいの
お若い雰囲気の方ですが どんどん存在感を増すフランツ
ただ 歌う時に 力が入る過ぎるのか 体が
前後に揺れすぎるのがものすごく気になりました
岡幸二郎さんと ある時に 闇が広がるをうたわれたことがあるのですが
闇広を涙ぐみながら歌われていた田代さん
岡さんにもつっこまれておられましたが
思い入れが強い作品なんだろうなあ
ルドルフ 京本さん 色が白くて 華奢でガラス細工のように
壊れやすい そんな雰囲気がルドルフにぴったり
歌も歌えて 文句なしのルドルフでした
ゾフィー 涼風さん 宝塚のときからのあの豊かな声量と
耳心地よい声をそのままキープされていて コワイコワイゾフィーでございました
この方のシシーを拝見していますが シシーというより 涼風さんだったので
ゾフィーのほうがぴったりかな
宝塚のときに 大きなお役が付いて 「いやだーー」と自分のマンションに
2週間だったか 引きこもり プロデューサーとお母さまが
説得に行かれたエピソードを思い出しましたが
そんなことがあったとは信じられないくらい
存在感のあるゾフィーでした
やはりエリザベートは楽曲がすばらしく
雰囲気もほかのミュージカルとはくらべものにならないくらい
徹底して おそろしく印象に残る作り方をされており
傑作だなーと。
今回マイクがオフのときの トートダンサーの呼吸も
聞こえるくらい良いお席をいただいたので
目の前で 役者さんたちの演じられるエリザベートの世界に
たっぷり浸ることができました
いやぁ 楽しかったです
エリザべート毎月でも観たいくらい♪
10日に東宝のエリザベートを拝見してきました
今回のキャストは一年前に拝見した帝国劇場でのキャストとほぼ同じかな
エリザベート 蘭乃はな
トート 井上芳雄
ルキーニ 山崎育三郎
フランツ 田代万里生
ルドルフ 京本大我
ゾフィー 涼風真世
蘭乃さんのシシーは フランツがシシーを好きになる理由が
一番納得しやすいシシー
王宮のしきたりにがんじがらめになり 窮屈すぎる生活を
送っているフランツが 自由に育ったシシーを好きになるのは
わかるなあ という元気いっぱい天真爛漫の可愛いシシー
夜のボートは去年の歌い方のほうが 年齢を重ねたシシーを感じさせて好きでした
今年の夜のボートの歌い方は 悲しみが全面に押し出されていたかな
声は透き通っていて とっても綺麗
時々音程がフラっとなるので お腹からしっかり声を出すということが
もっとできるようになったら 怖いものなしのシシーになるだろうな。
よしおトート 去年帝劇で観たときとあまり変わらずかな。
この人がデビューしたときのエリザのルドルフを拝見しているが
そのときは 頭の血管が切れそうになるくらい必死に歌っている割には
声があまり聞こえず。
あの頃と比べると 驚くほどお上手になられました
(その間にも ルドルフやら 二都物語やら モーツアルトやら
いろいろ拝見しています)
ちょっと粘質な声だけど バアーーーンとよく出ていて素晴らしい。
ただ、ただ。。 これはミュージカル
ということは演じなくてはいけないということ。
その点では あれはトートではなく よしお だった。
「もうわかったよ。歌がものすごくうまくなったのはわかったから
トートを演じて 」 と思いながら見ていた
これはアカンと思ったのが 最後のダンス
トートがあれだけ感情を思いっきり出して
歌ってもいいのか。
どうしてもシシーを手に入れたい という必死さが
「トートは死」ということからかなり遠ざけてしまい
その後も あっちこっちから出没するよしおトートを見つけるたびに
「あ。。またいる。 ここにもいる」と
ちょっとプププっとなってしまった
歌ダンスあっての芝居。
自分の歌唱力だけを発揮したいのなら
コンサートですればよいのでは。
でも よしおトートしかしらない方が拝見されたら
きっと素晴らしいトートに見えたと思います
カーテンコールで二人組のおばさまに
「かっこいい」と言われ 思わずおばさまのほうを見て
ニタっと笑うよしおトートでございました
育三郎ルキーニ すばらしいの一言
思いっきり前に出ての演技 そして
かなり下がっての演技という メリハリが素晴らしすぎた
そして1秒もかからないうちに変わる表情
やっぱりルキーニって頭いかれてるというのが
よくわかるルキーニ
回数重ねても 馴れ というものをいい意味で感じさせず
全神経を使ってのルキーニを演じられて
これは大きな賞でもとられるのでは!?と思ったくらい素晴らしかった。
育三郎さんの左目が充血していたくらい
力のこもったルキーニ
大絶賛でございました
ほんとにすばらしい。
フランツ 田代万里生 もともと個人的にあまり
得意なタイプではないのですが うまかった
お年を召したお役はどうだろうと思うくらいの
お若い雰囲気の方ですが どんどん存在感を増すフランツ
ただ 歌う時に 力が入る過ぎるのか 体が
前後に揺れすぎるのがものすごく気になりました
岡幸二郎さんと ある時に 闇が広がるをうたわれたことがあるのですが
闇広を涙ぐみながら歌われていた田代さん
岡さんにもつっこまれておられましたが
思い入れが強い作品なんだろうなあ
ルドルフ 京本さん 色が白くて 華奢でガラス細工のように
壊れやすい そんな雰囲気がルドルフにぴったり
歌も歌えて 文句なしのルドルフでした
ゾフィー 涼風さん 宝塚のときからのあの豊かな声量と
耳心地よい声をそのままキープされていて コワイコワイゾフィーでございました
この方のシシーを拝見していますが シシーというより 涼風さんだったので
ゾフィーのほうがぴったりかな
宝塚のときに 大きなお役が付いて 「いやだーー」と自分のマンションに
2週間だったか 引きこもり プロデューサーとお母さまが
説得に行かれたエピソードを思い出しましたが
そんなことがあったとは信じられないくらい
存在感のあるゾフィーでした
やはりエリザベートは楽曲がすばらしく
雰囲気もほかのミュージカルとはくらべものにならないくらい
徹底して おそろしく印象に残る作り方をされており
傑作だなーと。
今回マイクがオフのときの トートダンサーの呼吸も
聞こえるくらい良いお席をいただいたので
目の前で 役者さんたちの演じられるエリザベートの世界に
たっぷり浸ることができました
いやぁ 楽しかったです
エリザべート毎月でも観たいくらい♪