冬に観たMA
初演は拝見していないので 初MAでございました。
アントワネット役はちょっと苦手な人がキャスティングされていたので
考えに考えて花總さん。 マルグリットは昆夏美さん 古川君 原田君たち。
1幕は アントワネットだもの そうよね〜 あの環境にいるとそうなるよね〜
という感じでサラリと終わる。
革命に燃える市民たちのシーンは迫力があるけど
こういうのはフランス革命を題材にした作品にはどこにでも登場するので
特にあえて何か というのもない。
2幕でようやくマルグリットの憎しみ 感情がググっと伝わってきて
ウルっとしました。
でもこの作品で心に残ったのはそのシーンのみ。
古川君は品があって綺麗で貴族そのもの
原田君はもともとお上手だけど こまかーーいところとか
ちょっとした動きとか セリフ一言じゃなく 一文字の言い方が絶品。
大変素晴らしゅうございました。
でも なんだろ。
どこからどうみても主演はマルグリット昆夏美さんの舞台だった。
もうマルグリット昆さん主演にしちゃってもよいのでは・とか思いました。
(とってもお上手だったので)
偉そうでも申し訳ないのですが もっとこう 脚本とか
演出がなんとかならないものか という感じで終わりました。
もっと深く掘り下げて書き直しをして
もう一度上演してほしいなあ。